四国溶材で働く人々
- 日浅惇之
- 営業部 西条営業所
- 2020年入社
品質にこだわる
四国溶材のブランドを
日本全国、世界へ。
●営業として、学びと成長の日々
昨年に研修を終えたところで、現在は主に営業や配送の先輩と一緒に回り、お客さまに顔と名前を覚えてもらいながら、商品の知識を付けています。営業の主な仕事は商品の提案です。一口に商品といっても、自社で生産している溶接材料にはさまざまな種類があり、その他に取り扱っている商品も含めるとかなりの数があります。現在でも、月に1回ほど勉強会を開いてもらっていますので、積極的に質問し、メモも取りながら、一つ一つ知っていることを増やしています。
ただ、知識は必要ですが、暗記した商品をそのまま紹介するだけではありません。お客さまとしっかり対話を重ね、より良い提案に結び付けることが、営業の仕事だと考えています。そのためにもコミュニケーションや、需要に対する深い理解が欠かせません。
●知識だけでなく、人間としての力が重要に
まだ先輩にサポートしてもらうことが多いのですが、少し前から担当顧客を持つようになりました。まずは先輩に学び、営業として一人前になりたいですね。客先では、思いがけない質問を受けることがありますが、先輩はそんな時でも適切に分かりやすく答えており、知識だけでなく会話の技術も優れていると感じます。一方で、分からないときでも、知っていることでごまかすのではなく「分からないので調べます」というように、正直になる大切さも学びました。
最初は分からないことだらけで、皆さんの力を借りながら販売していましたが、知識を積み重ね、自力で販売できたときには、自分なりに成長を強く感じられました。今後は自分の強みとして、商品や技術の知識を磨き、ただ商品を伝えるだけでなく、その細かい違いまで即座に答えられるような営業になりたいです。
●海を越える四国溶材というブランド
当社では各地に営業所があり、同期の方と話す機会がありますが、営業所にはそれぞれの個性があると感じます。私の所属している西条の営業所は、温かい職場だと思います。質問をしたとき、先輩でも知らなければわざわざ調べてくれて、とても親身になってもらえました。近年は各営業所のほか、海外へも法人をつくるなど、会社としても成長していますが、こうした個性や人間関係の良さが、営業所を超えた、全社としての一体感につながっていると感じます。
当社は、四国では唯一の溶接材料を扱う会社であり、溶接業界はもちろん、その他の分野でも名前が知られ、溶接棒や溶接ワイヤなど、品質にこだわった自社ブランドの良い製品がたくさんあります。現在は中国・四国を中心にしていますが、ゆくゆくは日本全国、そして世界へ。まだまだこれからですが、自分自身の力も高めながら、ブランドの価値を上げたいです。